こんにちは、エクスです。
ちょっとバナナニュースです!
ついにロボットがバナナの皮をむけるようになりました!
その動画がこちら!↓
すごくないですか??
ロボットがブァナーナをむく様子!
外人ぽく言わないでください
ロボットは果物のような柔らかいものが苦手

実は、バナナのようなフルーツを扱うことってロボットにとってはすごくディフィカルトで難しいことなです。
なぜなら、ロボットは清く正しく美しく正確な作業に関しては得意中の得意なんですが

宝◯歌劇団か
工業製品のようなある程度硬さがあり、形も規格的に均一に揃ったものを扱うにはロボットは得意なんですよね。
同じ軌道を描き、同じリズムで正確に作業をこなすことに関して言えば人間よりはるかに得意なんです
しかしながら果物のような柔らかく形も不揃いでまばらなものってロボットの視覚センサーやものを掴んだりする手やマニュピレーター(腕)のパワーにとっては天敵なんですね。
なぜなら形がまばらだから人間が見たら同じ果物でもロボットから見たら同じ果物だと認識してくれないんです。
それに果物はやわらかいのですぐロボットハンドのパワーでぐしゃっと握り潰してしまう。
なんというか
ロボットって、多分これこんな形だからバナナだろうなとか、おそらくこれはりんごだな。とか「多分これは○○なんじゃないかな?」と推論することが苦手なんですね。
また力も手加減というものを知らないため、グリップする時のパワーがグワーッて出て一律でガシッといくのでバナナもグシャッとなり、デローンってなるんですよねぇ、え”え”ぇ〜。

長嶋監督か何かですか?
機械学習によりバナナの皮のむき方を教えた

しかしこのフルーティなロボットの宿命を克服し、このほど東京大学のキム・ヒチョル教授が機械学習を使ってロボットに人のバナナの皮のむきかたを教え込み、バナナの皮をむかせることに成功したんです。
バナナむきの成功確率は57%ということであり百発百中とまではいきませんが10本中6本は殺(む)ける精度となっております。

スナイパーか!
それでも繊細で柔らかいバナナの皮をロボットがむけるようになったという事実はテクノロジー史上エポックメクングな出来事だと思うんですよね。
じつはこの機械学習でロボットにバナナの皮をむき方を教えるにあたっては壮絶な努力がありました。
なんとキム・ヒチョル教授が(1人だけではないと思いますが)約12時間ものただひたすらバナナを向いている動作を記録するという前段階の作業があったんですね。
むいたバナナの数は数百本。
このデータがあって初めて機械学習でロボットにバナナをむくとはどういう動作を覚え込ませる作業に入れたわけです。
その前にただひたすら12時間もの間、何も考えずバナナのみをむきつづけるという苦行にも等しい工程をへているわけですね。
最先端のテクノロジーの研究って言えば聞こえはいいですが実は水面下で血の滲むような地道な努力が必要だってことが分かるエピソードですね。

バナナが夢に出てきそうですね
将来的に繊細な運動技能を必要とするタスクに応用
将来的にはこの技術を応用して、もっと繊細でなめらかな作業に応用できるように研究開発を進めているとのことです。
たとえば、このバナナロボットが行き着いた先には

バナナロボットではないやろ
みかんやマンゴーなんかの皮もむけるロボットに応用することができるようになるはずです。
バナナの皮をむけるようになった。
ひとりの人間にとっては小さな一歩ではありますがロボットにとっては大きな一歩です。

ルイ・アームストロングが月に行ったみたいにいうな
まとめ
はい!てなわけで今回はロボットがついにバナナをむけるようになったというお話でした。
今から10年前はロボットっていってもまだソフトバンクのペッパー君もいない時代で、ロボットといえば工場の中でただひたすら正確に黙々と自動車を組み立てるようなイメージしかなかった時代。
そして2022年の現在、10年前の人たちからは考えられないような偉業を次々とロボット達が成し遂げてきました。

テクノロジーのここ最近の進化はすごいものがありますよね
ただ、やはりロボットがどんな偉業を成し遂げても芸能人じゃないですが、売り出すためにはキャッチーな売り出し文句がないと一般の人には伝わらないですよね?
そこでぼくがキャッチーな広告コピーを考えましたのでこれでバナナむきロボットが売れること間違いなし!
その名も
「バナナの国から来たBOT」

もーえーわ!
てなわけで今回は以上になります。
さいごまでありがとうございました!
アデュー(・ω・)ノ
P.S・・・
バナナバナナバナナ〜♪バナナ〜を〜食べ〜るとぉ〜♫

おさかな天国か!
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