はい、ガラガラヘビです。(違
今日はみなさんに階段を人間のように自然に登ることができるロボットを紹介したいと、、、おもいまーす!

ユーチューバー気取りはええから
はい、どーん!
移動手段が車輪で補助アームを利用して階段を上り降りするロボットは結構YouTubeでアップされてますが、二足歩行ロボットはめずらしいですよね。
なんてゆーか中に人間が入ってるような感じもします。

下半身だけでどーやって入るの
これ作った会社すごいですよね。
開発した企業
開発した企業はSCHAFT(シャフト)という会社です。
何をかくそう実は日本の会社だったんです。

だったって・・今は?
Googleに買収され、そのあと解散しました。

えええええーーーーーー???なぜ??
経緯を説明しますね。
簡単に紹介するとこのSCHAFTという会社はもともと東京大学の研究所からスタートした会社でありまして。

スタート地点がまずスゴイというお話
U・S・A!のDARPAロボティクスチャレンジに参加するために2012年に設立されました。

そこはアメリアでよくないですか?

途中から見たひとがいたらDA PUMPがロボットにチャレンジするみたいになってますよ。
それからそれから?
でもしかしですね、残念なことに出資金をつのる段階で日本のベンチャーキャピタルや経済産業省から
「類似のベンチャーは全て失敗している」
Wikipediaより引用
「面白い。だけど、どこに市場があるの?」
Wikipediaより引用
「介護・福祉のロボットなら補助の枠があるんだが、君たちのようなタイプには枠がないんだよ」
Wikipediaより引用
「介護用のロボットに対する補助金を申請してみてはどうか」
Wikipediaより引用
「そんなにやりたいんなら、アメリカでやればいい…」
Wikipediaより引用
とまぁ、さんざんな言われようで出資を受ける計画が失敗に終わったとのこと・・・。

さんざんな言われよう。。。
これ本当にセリフがいやみったらしくカギかっこつきでウィキべディアにのってますからね。ちょっとかわいそうになってきますねさすがに。
話をもどすと、そんなん自分らそんなにやりたければアメリカにでも行ってやればえーやん!と言われたSCHAFTは本当にアメリカへ行き、Googleでプレゼンを行った結果
なんとGoogleに数百億円で買収されGoogle傘下の企業として一躍世界中から注目を浴びるようになります。

地獄から天国ですね
U・S・A!のDARPAロボティクスチャレンジにも他と圧倒的差をつけ優勝!

いやだからそこはDA PUMPがロボット始めましたみたいになるから
だがしかし、最初にプレゼンを見てくれたGoogleの責任者が失脚した途端に採算の合わないロボット事業は売却しろーというGoogleの方針転換がありまして

え?いやな予感
そこから坂道を転がるように再び天国からふたたび地をはいつくばるような地獄へと転落していく羽目になりました。

言い方!
具体的にはGoogleからソフトバンクへこれまたすごいロボットベンチャーですがボストンダイナミクスと一緒にSCHAFTも売却される話が出たのですが
SCHAFTの職員がソフトバンク傘下のもとで働くことを拒んだためSCHAFTだけはソフトバンクへ売却されるのをまぬがれました。

よっぽどイヤだったのかな?ソフトバンクで働けるってだけでもめちゃすごいと思いますけど
そんなこんなでSCHAFTのメンバーはGoogle傘下に残り配置転換で働いていたのですが2018年に惜しまれつつ解散となりました。

なんというかもったいないですね・・。
こんなにすごい技術力を持った会社がもともと日本にあったのに当時はあまりにも先鋭的すぎたのか出資者の人たちから相手にされず・・・
「類似のベンチャーは全て失敗している」
Wikipediaより引用
「面白い。だけど、どこに市場があるの?」
Wikipediaより引用
「介護・福祉のロボットなら補助の枠があるんだが、君たちのようなタイプには枠がないんだよ」
Wikipediaより引用
「介護用のロボットに対する補助金を申請してみてはどうか」
Wikipediaより引用
「そんなにやりたいんなら、アメリカでやればいい…」
Wikipediaより引用

最初に出資断った人を陥れようという悪意がありますね
と、
けちょんけちょんにこき下ろされることがもしもなくて日本のソニーやホンダあたりが出資してくれてたらいまごろは違っていたのかな〜?なんていう歴史のIFが私てきにはひじょーに気になるところでございます。
で
実際にはもうこのシャフトという会社はないわけですが、こんな技術を発明できる日本ってやっぱりすごいよねって話でした。

終わりが雑って話
ではまた!
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