私の記憶が確かならば、このブログは○産自動車の提供でお送りします。
そんなわけあるかい
うそです!
こんにちは、エクスです。
今回は「味のデジタル革命」についてお話したいと思います。
「味のデジタル革命」と言っても、ぼくが勝手につけた名前ですが(爆)
2010年ごろから味のデジタル化への取り組みをいろんな研究者がやっていて、最近ようやく味覚ですね、味をハックできるようになってきたんです。

味をハックするってどういうことですか?
すみません。味覚をハックするとかちょっとかっこいい言葉を使ってしまいましたが笑
ようするに人間が舌で感じる甘味、うま味、にが味、酸味、塩味を電気制御で再現できるようになったんです。

え?つまり電気制御で食べ物の味覚を感じられるってことですか?
そういうことです。
これを「電気味覚」といいます。
こちらの記事に詳しい説明がのってます。↓
味をデジタル化する「電気味覚」の可能性(前編) 「味をSNSへ投稿する」を実現するための研究
電気味覚とは
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人間の舌にはたくさんの味蕾という味を感じるセンサーが埋め込まれているんですが、この味蕾にとち狂った人が研究熱心な人が直接電気をビリビリ流してみたところ酸味やにが味、甘みを感じることが分かったんですね。
電気味覚自体は1752年に発見されてたんですが、当時はインターネットっていうものも存在してないしiPhoneで動画や音楽を楽しむようなことはない時代でした。
もっぱら人間の理学的な現象を研究する過程においてたまたま舌に電気を流すと味覚を感じられるというのが分かったみたいですね。

初めて舌に電気を流した人は勇者ですね
そうとう怖かったと察します笑
味覚を感じる原理としては、電気を流すと舌の味蕾というセンサーから味覚イオンが味蕾から剥がれて離脱すると味の認識が変わるらしいんですよね。
つまり電気を流すとイオンが離脱→味の認識が変わる
という図式。
決してついつい想像してしまうような電気が流れると甘みを感じる部分に電気が流れて甘みを感じるとか、にが味を感じる部分に電気が流れてにが味を感じるとかではないらしく、
味の一部がイオン離脱で感じなくなった時に味覚が変わったと認識しているみたいです。
説明が下手ですみません(笑)
音や視覚をハックして音楽やテレビができた
これまで僕たちの世界では昔の偉い人が耳で感じる音の聴覚や目で感じる光の視覚をハックして音楽やテレビのテクノロジーが開発されてきました。
そこに今回、電気制御で味覚を再現できるようになったということは、例えば今の時代でいうと味覚を記録しておいて、第三者に自分が感じたのと同じ味覚を電気的に体験させることができるということです。
例えば僕が感じた味覚を他の人が僕が感じた味覚を全く同じようにデジタルで体験できるということです。
そうすると何ができるか。
僕が感じた味覚を音楽と同じような電子データで保存し、それをSNSを通して他の人に体験させることができるよになるんですね。
またこのデジタルの味覚は電子データなので音楽や動画のように編集ができ、もうちょっと甘みを足すとか、塩味を足すとか調整することも可能です。
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上記の画像は実際に紅茶の味覚を調整している画像です。

だんだんサイバーパンクな世界になってきましたね
そしたら将来はネット上で紹介されてる料理の味を疑似体験できたり、メタバース上のお店の料理を食べて味わうことだってできるようになるかもしれません。
もっと強者になってくると、たとえば楽器を使用しないでパソコン上で音楽を作ってるアーティストや映像作家みたいに、デジタル味覚のアーティスト、つまりデジタル料理人が出現する未来があるかもしれません。

デジタル料理人・・・もはやニューロマンサーの世界ですね
きっとデジタル料理人が出現する未来では料理の鉄人もびっくりの料理を味わうことができるかもしれません。
今日はそんな感じです。
今回は以上で。
最後までありがとうございました。
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