こんにちは、エクスです。
スマートコンタクトレンズってあるじゃないですか。
よく近未来のテクノロジー的な話題に必ずといっていいほど出てくるアレです。
コンタクトレンズを装着しただけでレンズに様々な情報が投影されて便利だなって思うけど、なんとなく現実はまだまだ遠い先の未来の話で現実には今のところ関係ない話だなって思っていました。僕もw
今はフェイスブックもとい改名して現在はメタというらしいですが、拡張現実とか仮想現実とかオキュラスとかの方がどっちかっていうと有名だし実際に商品化されてるからそっちのほうがなじみがあると思います。
ですがこのほどアメリカのMojo Visionという企業が黙々と開発を続けていた近未来のテクノロジーであるスマートコンタクトレンズのプロトタイプを実際に完成させたと同社のブログで電撃的に発表されました。
その名もMojo Lens!!
Mojo Visionのブログでの発表はコチラ。
スマートコンタクトレンズのプロトタイプは世界初だそうで、これまでにもGoogleやソニーも開発を行っているというニュースがありましたが実際にプロトタイプを作り上げたのはMojo Visionが初めてっぽいです。すごいですね。
いや遠い先の10年ぐらい先の未来には実現するかもな〜って思っていたところ2022年の今年にプロトタイプを実際にブチ込んできたところを見るとかなり技術的には実現可能なところまで来てるということですね。
あとはFDAの認可関係次第というところですかね。
スマートコンタククとレンズ「Mojo Lens」の特徴
・最小・最高密度のLEDディスプレイ
・低遅延通信
・超正確な視線追跡
・医療用レベルの電力システム
最小・最高密度のLEDディスプレイ
約2.5センチ四方あたりに14,000ピクセルが詰まっているマイクロLEDディスプレイになるとのこと。
これはいままでで世界最小かつ最高密度のディスプレイらしです。
コンタクトレンズの中に映し出される画像って見づらいんじゃないの?って思うかもしれませんが、動画を見る限りでも以外とくっきり鮮明に映し出してくれそうですね。
低遅延通信
スマホは現在5Gの世界ですが、「Mojo Vision」も5Gを搭載しほぼリアルタイムで低遅延通信ができるような仕様になるとのこと。
これなら実際に見てる視界に映ってるものの情報をリアルタイムで知ることができるイメージですね。
超正確な視線追跡
で、このスマートコンタクトレンズの操作方法ですが、視界の画面?の移動はパソコンでいうマウスの代わりに自分の眼球の視線を移動するだけで視界の画面を移動することができるみたいです。
視界の中で視線を移動させるたびにスマートウォッチに表示されてる情報が視線の移動とともに表示されるような感じみたいです。
スマホみたいに、全画面がババンと常に表示されてるわけじゃなさそうです。
あくまでも読みとりたい情報を視線の移動で見たい情報のエリアの方向に持っていくみたいな感じです。
医療用レベルの電力システム
コンタクトレンズといっても電子デバイスなので当然電力供給が必要になります。
「Mojo Vision」の電力供給システムは医療用レベルのマイクロバッテリーと、Mojoが開発した電力管理集積回路、それからワイヤレス充電コンポーネントを含む独自の電力管理システムなので、ちょっとやそっとでは充電切れの心配はなさそうです。
他のコンタクトレンズと同様にFDAの認可が必要になってくるらしいですが、同社はとにかく安全を第一に考えて社内でも検眼医をかかえておりまた、コンタクトレンズ分野の専門家もチームに加わっているとのことで認可に向けての準備を着々と進めているそうです。
ある日突然、iPhoneがアッップルから発表された時のように「Mojo Lens」が販売開始される日がくるかもしれません。
まとめ
今回は、スマートコンタクトレンズのプロトタイプが実際に開発されたという話を紹介しました。
これまではSFの世界や近未来小説の中でのテクノロジーだったのが、実際にプロトタイプが開発されたとなると現代の技術の進化のすさまじさが分かりますよね。
ただ、コンタクトレンズは常に眼球という身体の一部に触れ続けているものなので、とにかく使う側からいえば多少機能はほどほどでいいから安全な方がいいなと思う次第です。
今回の話は以上になります!
最後までありがとうございました。
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