※本記事のアイキャッチ 画像の出典:オリィ研究所公式サイト
はい、どうもエクスガラテア です!
今日のロボットの紹介はオリィ研究所の分身ロボット、OriHime(オリヒメ)の紹介です。
分身ロボット「 OriHime」って何?
という疑問にお答えします。
結論:OriHime とは、自分の分身になってくれるオリィ研究所が開発した分身ロボット(アバターロボット)です。
下記でくわしく見ていきましょう。
OriHime(オリヒメ)とは?
OriHime とは、自分の分身になってくれる分身ロボット(アバターロボット)です。
新型コロナウイルス以降、日本でもテレワークが進みましたが、ビデオ会議では会議中の参加者の空気が読みづらかったり、現場にいる人たちとビデオ会議参加者との間の心理的なへだたりがあることからなかなか発言しづらかったりする場面も多いですよね。
また、仕事の現場だけではなく怪我や病気で外に出られない方、単身赴任で家族と離れて暮らしている方、出産を間近に控え外にあまり出歩けない妊婦の方などやむをえない事情で人と人との直接的なコミュニケーションが困難な場面は人生のあらゆる場面で直面することだと思います。
これまではそういった場合「しょうがない」という一言で片付けられていました。
何かの事情があって人とのコミュニケーションがとりたくてもとれない状況は少し前まではそれが普通だったんですよね。
こういった問題をテクノロジーの力で解決しようと試みているのが分身ロボットのOriHimeです。
OriHimeにはカメラとマイクがついており、さらに首を縦に振ったり横に振ったりジェスチャーが可能なので、たとえば怪我や病気で病院にいながらにして分身ロボットOriHimeを通して人とコミュニケーションが可能になります。
使い方次第でテレワークの現場でのコミュニケーションはもちろんのこと、他にもさまざまな用途に応用することができ世界中で注目されています。
OriHime(オリヒメ)の特徴
OriHimeの特徴は下記のとおり。
- 分身ロボット
- 簡単操作
- 本人に見えてくるデザイン
- 豊かな感情表現
- セキュリティ対応
順番に解説していきます。
分身ロボット
OriHimeの最大の特徴は分身ロボットという点です。
OriHimeには首と腕、さらにカメラとマイクを搭載しており離れた場所で操作する操縦者はカメラとマイクと、動作可能な首で自分の伝えたいことを動的な動きを通して臨場感のある通話を行うことが可能です。
OriHimeの近くにいる人はロボットへ話しかけることで遠くにいる操縦者と会話をすることが可能です。
これは攻殻機動隊に出てくる義体というものに近いですね。
簡単操作
操作方法はすごく簡単です。
OriHimeを電源につなげるだけで操作可能になります。
特別な難しい設定はいりません。
本人に見えてくるデザイン
色々な試行を重ねて開発された外観は、喜怒哀楽様々に見えてくる能面を参考にデザインされたとのこと。
利用者の表情を想像でき徐々にOriHimeが本人に見えてくるようなあえてシンプルなデザインになっています。
豊かな感情表現
OriHimeは首を縦に振ってうなずくようなしぐさは横にふって違う違うみたいなニュアンスの表現ができます。
さらに手を上げて振ったり羽のようにパタパタさせたりもできるため利用者の感情を豊かに表現できます。
セキュリティ対応
コミュニケーションテクノロジーを追求するため、セキュリティには万全を期されています。
二要素認証はもちろん、利用者の安全を第一に、通信セキュリティは堅牢ですので安心して利用できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新型コロナを経験した現在の社会は「完全非接触」というキーワードも出てきつつあります。
そこには人と人が直接的に接触せずにコミュニケーションを行うという意味も含まれています。
今後OriHime分身ロボット、またはアバターロボットはこの「完全非接触」というものを達成するための一つの解決方法として、ますます注目されていくことが予想されます。
そのような世の中になったとき、自分を表現する自分の分身ロボットはもはや当たり前になっているかもしれません。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント