こんにちは、エクスです。
ペンギン好きなら誰しも知ってるイワヤっていうメーカーの「よちよちあるきのちぃぺんちゃん」ってゆうかわいいロボットがあるんですよ。
はじめて聞きました
僕は別にペンギンは近くで見たら怖い派だからそんなに好きっていうほどじゃないですが

どんな派やねん
こんな感じのペンギンロボットです↓

で、設置されたカメラが捉えた「よちよち歩きの瞬間」がコレ

万引きの瞬間みたいに言わないでください
どうですか?
羽をぱたぱたさせながらキューキューって鳴いてなんともかわいらしいぺんぎんちゃんですよね。
ペンギンの赤ちゃんのたどたどしいよちよち歩きが再現されたロボットです。
このかわいらしく、争うという言葉を知らない純粋無垢でたどたどしい動きが一番のセールスポイントであったペンギンちゃんロボットに事件が起こりました。
このほどコピー機やカメラで有名なリコーの天才科学者たちが超人的、あ、いや超ペン的なジャンプ能力を誇るペンギンロボットに魔改造をほどこしちまったんです!

超ペン的!!
そして「1分間に最も多くロボットが縄跳びを跳んだ回数」を競うギネス世界記録にチャレンジし、見事にギネス世界記録を達成したんです!
おめでとうございます!!\\\٩( ‘ω’ )و ////
その時の快挙の瞬間がこちら!
どうですか?
想像してたよりも改造ペンギンの機敏なジャンプ力と、それに一回し一回し正確に反応する改造ペンギンの瞬発力のキレがすごくないですか?
また綱回し職人たちの綱回しのスピードが相手がペンギンであることを考えると容赦のないくらい早いですよね笑

それにしっかり反応してるペンギンはすごいですね。
そして魔改造されたこのペンギンは縄跳びでなんと1分間に170回の記録を打ち出したとのことです。
これまで挑戦したロボットは1分間に106回がギネス世界最高記録だったんですが、その記録を64回も上回る記録でのギネス記録達成となったことで、そのすごさが分かりますね。
まさに圧巻のライダージャンプでした。

絶対違いますね
以下でくわしくこの魔改造されたペンギンロボットを解説します。
レッツライドオン(・ω・)ノ
魔改造ペンギンロボットの名前はPENTA-X(ペンタックス)
この魔改造されたペンギンロボットは5体のペンギンロボットから構成されいます。
名前は「PENTA-X」(ペンタックス)といって、ペンギンの「ペン」に5を表すギリシャ語のPENTA、そしてXの形にフォーメーションされていることが名前の由来となっています。
魔改造ペンギンロボット「PENTA-X」の特徴

「PENTA-X」の特徴は下記のような感じになってます。
- 綱回しの解析による最適なペンギンのサイズ
- 縄見地センサー
- 高いジャンプ力を生み出す間欠スコッチヨーク機構
- 着地時にふんばれる脚
順番に説明しますね。
綱回しの解析による最適なペンギンのサイズ

このペンギンロボット「PENTA-X」は最適なロボットのサイズを割り出すために、わざわざ綱回しの軌道を解析した上で、最適なロボットサイズを導き出しているとのこと。
確かに綱が回る軌道より大きすぎれば綱がひっかかりやすくなり、小さすぎてもバランスが悪いですよね。

本気度が伝わってきますね
縄見地センサー

複写機のリコーならではの知見を生かし、紙検出センサーを「縄検出センサー」にその技術を応用しています。
画像のペンギンの頭のうえについてるセンサーがそれ。
この頭上のセンサーを縄が通過すると一瞬で検知してペンギンが超ペンジャンプする仕組みです。

超ペンジャンプて
これで割りと早い綱を回すスピードでもしっかり反応してジャンプすることができるんですね。

複写機メーカーならではの技術ですね
高いジャンプ力を生み出す間欠スコッチヨーク機構

高速かつ高いジャンプ力を生み出す間欠スコッチヨーク機構が採用されています。
回転する縄の範囲内に収まるコンパクトな形状でも安定した高いジャンプ力を備えさせるため、回転運動を直線運動に変えるシンプルな機構を採用したとのこと。
両側のアームを逆方向に回転させることで、バランスを取って真上にジャンプします。
着地時にふんばれる脚

飛んだはいいが着地に失敗し転倒したらそこで試合終了になるため、着地してもしっかりとバランスをとり踏ん張れるような脚の機構にもアイデアが込められています。
着地してふんばった時の衝撃を分散させるために実はモデルガンの弾丸に使われるBB弾が埋め込まれています。

身近にあるもので技術を実現するリコーの職人さんたちの知見はすばらしいですね。
まとめ
いかがだったでしょか?
今回はイワヤのペンギンロボット「よちよちあるきのちぃぺんちゃん」がリコーの天才科学者達よって魔改造を施された結果、縄跳びのギネス世界記録を達成した魔改造ペンギンロボットを紹介しました。
リコーのお家芸である複合機の紙の検知技術に使っている技術を縄の検知技術に応用し縄を検知した瞬間にペンギンが飛ぶようにするというアイデア作戦でみごとギネス世界記録を達成したペンギン。
もはやあのたどたどしかった「よちよちあるきのちぃぺんちゃん」の面影は見る影もなく、そこにあるのは闘技場で相手に立ち向かう
跳闘士ペンタウルスの姿

いや名前変わっとるがな
ぼくはこのペンギンロボットの今回の快挙に盛大な拍手を心の中でささげたいと思います。

心の中!?まさかのイン・マイ・ハート!
普通に考えて、飛べるペンギンってすごいことなんですよ。
誰も触れないですが何億年もの時間の流れとともにペンギンたちは飛ぶことを忘れ羽が退化し今では地上生物とほぼ変わらない姿をしていますよね。
やっぱり、ぼくが思うに羽が退化したとはいえペンギンのDNAの底にある魂(SPIRITS)までは退化していないと思うんですよ。
たしかにリコーの天才科学者達の努力と技術をなくして今回の快挙は成し遂げられません。
だがしかし!
ペンギンが今でも魂の奥底で抱いている「飛ぶ」ということへの憧憬・あこがれは死んでいなかったからこその、そのペンギンのデザイア的なものが後押ししたからこその快挙だったとぼくは思います。

だんだん意味が分からなくなってきました
だってぼくには聞こえます。
しぶくしゃがれた声でぼくに語りかけるようなペンギンロボットの心の中の声が。
「飛ばないペンギンはただのペンギンだぜ。」

もーえーわ!
最後までありがとうございました!
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