【北京理工大学】災害救助に活躍してくれそうなラットロボットを開発【小さくても意外とタフ】

ロボット

ドブネズミっているじゃないですか?

ガラ助
ガラ助

いきなり何ですか?

僕、実はああいうドブネズミのような生き方に憧れてるんです。

ガラ助
ガラ助

どーしてですか?

写真には写らない美しさがあるからです。

ガラ助
ガラ助

やかましーわ

こんにちは、エクスです。

突然ですが、地震などの災害現場での捜索活動は現在人の手によるものや災害救助犬が投入されますよね。

ただし、どうしても災害現場という極限状態の環境の中で狭い隙間などには物理的に入っていけないという問題があります。

ガラ助
ガラ助

深刻な問題ですね

その問題を解決するために、このたび北京理工大学の研究者チームが災害現場での捜索を想定したラットロボットを開発しました。

ガラ助
ガラ助

そんな小さなロボットが作れるんですか

今回の記事では、その新たに開発されたラットロボットをご紹介します。

こちらになります。↓

Screenshot:Amazing World

実際に動いてる動画がこちら。↓

研究者によると、ラットは多くのロボット工学の開発者にとって重要なインスピレーションになっているそうです。

なぜかというと、あの小さな体でキビキビと素早い動作をすることができたり、1.5センチほどの穴さえあれば通り抜けられる柔軟性や洞窟や悪環境での適応性が注目されているからなんです。

僕も家にネズミが出た時つかまえようと思ってもすばしっこすぎて捕まえられなかったですからね。

ガラ助
ガラ助

ネズミが出る家なんですね

そんなネズミの特性や生体構造を研究者達が徹底研究し本物のねずみと同じような長くて柔軟な脊椎を開発したんです。

このラットロボットの名前は「SQuRo」(スクーロ?)といいます。

どんな意味か分からなかったので「squro」をググったらイタリア語で【闇】と出てきました。

将来の災害現場での活躍に期待されてせっかく誕生した未来の災害救助ロボットの名前の意味が【闇】だと知ってちょっと心がブルーハーツになりました。

ガラ助
ガラ助

やかましいわ

ラットロボットの特徴

  • しゃがんだり立ったり歩いたりという基本的な動作が可能
  • 狭い場所に入り込むことができる
  • 自重の91%に相当する荷物を運ぶことができる
  • 倒れても自分で起き上がれる
  • バイオミメティクス

しゃがんだり立ったり歩いたりという基本的な動作が可能

この体制から・・・↓

よいしょ!↓っとこんな感じで。

このラットラットロボットは本物のネズミと同じようにしゃがんだり、立って歩き回ったり、進行方向を変えることができます。

狭い場所に入り込むことができる

災害現場などの狭く入り組んだ隙間などに入っていくことを想定して開発されています。

人や災害救助犬、その他災害救助ロボットなどが入っていけない場所でも例えばいまだ発見にいたっていない生存者の早期の発見などが期待できそうです。

自重の91%に相当する荷物を運ぶことができる

ラットロボットの体重の詳細は確認できていませんが、自重の91%に相当する荷物でも安定して運ぶことができるそうです。

これってすごいことで人間でいうと例えば60kgの体重の人が約54kgの荷物を背負って移動することができる計算になります。

ドローンやロボットでの搬送・運搬でよくペイロードという言葉が出てきます。

ペイロードとはドローンやロボットが運べる荷物の重さ(可搬積載重量)のことで、このラットロボットのペイロードが自重の91%というのがどれほどすごいか、

例えば4足歩行のロボット犬で有名なボストンダイナミクスのSPOTと比較してみると、SPOTのペイロードは自重の42%しか積載することができません。

ガラ助
ガラ助

小さくても相当タフなやつだということが分かりました

倒れても自分で起き上がれる

この寝っ転がった状態から・・↓

下顎を地面につけて・・・↓

よっこらしょっと重心を移動させ・・・↓

ほいっと。ほらこんな感じで立ち上がれました。

ガラ助
ガラ助

写真の説明が雑ですね

上記の写真のようにラットロボットはバランスを崩したりして転倒しても自力で立ち上がることができます。

ロボットって意外と転倒に弱くて、転倒したまま元の体制まで自力で戻れないロボットは結構ありますよね。

こちらのラットロボットは自力で立ち上がるため、災害現場などで例えバランス崩して倒れたとしても自力で元どおり立ち直って進んでいけます。

ガラ助
ガラ助

頼もしいですね

バイオミメティクス

以前当ブログで生物の生体構造に倣って開発されたバイオミメティクス ロボットをご紹介しました。

バイオミメティクスとは生物の生体構造や姿からヒントを得て開発されたロボットです。

例えば、イルカロボットやヤモリロボットですね。

今回のラットロボットもねずみの生体構造を模倣したバイオミメティクスロボットと言えますね。

ガラ助
ガラ助

そのうちロボット動物園なんかも出てきそうですね

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は北京理工大学の研究者チームが開発した災害現場での捜索に活躍してくれそうなラットロボット「SQuRo」を紹介してきました。

ラット型のロボットというものはこれまでになかったロボットということで、小型で4足歩行を生かし将来の災害現場などでの活躍が期待されています。

今回は以上になります。

あ!それと一つ言い忘れました。

ガラ助
ガラ助

ブログで「今回は以上になります」って一度言ったのに

また何か言おうとする人めずらしいですね

ラットロボットの名前ですが「SQuRo」(スクーロ?)なんですけど、、

ガラ助
ガラ助

それがどうかしましたか?

やっぱりいくらなんでもネズミロボットだからってイタリア語で【闇】という意味だとかわいそうだと思うんですよ。

闇鍋とか、闇将軍的なイメージで使われることが多いじゃないですか?

ガラ助
ガラ助

イメージにだいぶ偏りがありますね

このままだと僕の心もブルーハーツのままなので。ハーツがブルーなので。

ガラ助
ガラ助

やかましいわ

だから僕がねずみロボットでも素敵な夢が見れるようにかわいい名前をつけました。

ガラ助
ガラ助

どんな名前ですか?

Bot Gigio(ボットジージョ)です。

ガラ助
ガラ助

リンダちゃうのかい!

ガラ助
ガラ助

もーえーわ

さいごまでご覧いただきありがとうございました!(╹◡╹)

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