※本記事のアイキャッチ 画像はAmazonより引用しています。
アバターロボットって聞いたことありますか?
アバターロボットは2020年ぐらいから話題になってて、そもそもアバターロボットって何?と疑問に思っている方も多いと思います。
今回はアバターロボットとは何か?についての記事を書きます。
それではレッツライドオン!
本記事の内容
- アバターロボットって何?
- で、アバターロボット使うと何ができるん?
- これって何かのアニメで見たような・・・!?
アバターロボットって何?
アバターロボットとは自分の分身のようにロボットを遠隔で操作することができるロボットのことです。
例えばですね、自分の部屋にいるとしますよね?その自分の部屋のパソコンを操作しながらハワイのワイキキビーチに置いてある旅行会社が所有するアバターロボットにアクセスしますよね?
そうすると、そのアバターロボットの視覚や聴覚、触覚などを通して自分の部屋にいながらにして、あたかも今南国のハワイのワイキキビーチに自分がいるような感覚を体験できるわけです。
ハワイ旅行が擬似体験できるんです!
もちろん現地の陽気なハワイの人たちとも自分の操作するアバターロボットを通してコミュニケーションもできます。
お店に入ってお土産をアバターロボットを通して注文すればわざわざ現地まで飛行機で行かずに自分の部屋にながらにしてハワイのワイキキビーチのお土産を買うこともできます。
これってすごくないですか?
で、アバターロボット使うと何ができるん?
上記の説明は分かりやすいように極端なたとえにしましたが、実際に今開発されているアバターロボットには以下のようなものがあります。
- OriHime(オリヒメ)
- newme(ニューミー)
- UGO(ユーゴー)(後日加筆予定)
- temi(テミ)(後日加筆予定)
OriHime(オリヒメ)
OriHime(オリヒメ)とはオリィ研究所が開発したアバターロボットです。
OriHimeは分身ロボットとして、病気や怪我、子育て中や単身赴任している人のための「分身」として開発されました。
その場に実際に自分がいなくても自分の分身ロボットであるOriHimeを通して誰かの役に立てることをコンセプトとして開発されています。
ロボット感のある外観を残しつつ、見た目は人に警戒感を感じさせない親しみを感じられるデザインになっていますよね。
大きさも意外と小さく高さは23cmなので机の上にも置けるサイズです。
OriHimeでできること
- リモートワークができる
- 教室にいるような授業を受けることができる
- 非接触で会社の受付ができる
- 結婚式に参加できる
- 眼や指先しか動かせない体の不自由な方が、文字入力や合成音声でのスピーチができる
newme(ニューミー)
newme(ニューミー)とはロボットとはあまりゆかりのなさそな航空会社のANAが開発するアバターロボットです。
ななななぜANAがロボットを?という疑問がわくかと思います。
私も疑問に思い調べたところ、簡単に説明すると
以下、ANAの頭の中ーーーーーここから
航空会社を利用して飛行機に乗る人たちは全体の6%しかいない。
残りの94%は飛行機を利用していない人たち。
どんなに航空サービスを向上させても、そもそも住んでいる地域に空港が無かったり、体の障害で飛行機に乗れない人たちがたくさんいる。
飛行機を利用しない人たちの94%の人たちに向けて何かできることはないか?
そうだ、実際に飛行機に乗って場所を移動できなくても、ロボティクスやVR技術やハプティクス技術を駆使して分身ロボットを作り、視覚や聴覚、触覚などの情報を分身ロボットから瞬時に受け取ることができれば・・・どうなる?
あたかも自分がその場所に瞬間移動し現地で実際に体験することと同じ体験を提供することができるんじゃないか!?これだ!!
以上、ANAの頭の中ーーーーーここまで
という発想でANAはロボット開発にいたったそうです。(間違っていたらすみません、訂正します)
newmeにできること
- アバターロボットでショッピング
- 美術館や水族館などをアバターロボットを通して鑑賞できる
- 学校に通えない子供が病室から通学することができる
- 遠方にいる専門家をアバター講師として、講義の時間だけ呼ぶこともできる
分身ロボット?これって何かのアニメで見たような・・・?
SFアニメに詳しい方なら分かる方もいるかもしれませんが。
分身ロボット?これって何かのアニメで見たような・・・?
そうだ、
攻殻機動隊に出てくる遠隔操作義体じゃないか!
脳と脊椎意外を全身サイボーグ化されたアニメの主人公・草薙素子少佐が遠隔操作用の義体(ロボット)を操作してサイバーテロに挑むSFアニメの中の世界観につながるんじゃないか・・?
これに気がついた時、ついにロボティクス技術は攻殻機動隊の世界観の入り口に立ったかという感慨にひとりふけりました。
アバターロボットとは?分身ロボット?『攻殻機動隊』の世界観が実現する未来が垣間見えてきた:まとめ
アバターロボットといっても今はまだ攻殻機動隊に出てくる草薙素子が操るような義体のようなことまではできません。
ただし、一つだけ言えることは
間違いなく、技術的にはまだ未熟でも発想と考え方が攻殻機動隊の世界観の入り口に立ったということです。
人間はイメージできることはとことん実現させてきた過去があります。
ロボット技術もこの先どうなるか分かりませんが、10年先、20年先にはアバターロボットで場所と時間を瞬間移動できることが当たり前の日常になっているかもしれません。
今日はここまで。
ありがとうございました。
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