Arduino(アルドゥイーノ)って何?Arduinoを使って何ができるの?
こんにちはエクスです。
今回はこのようなArduino(アルドゥイーノ)って何?という疑問をお持ちの方に向けて記事を書きます。
まず「Arduino」と書いて「アルドゥイーノ」とか「アルディーノ」とか読みます。
ドゥイーノでもディーノでもどちらでも聞き耳たてて厳密に発音を聞いてる人はいないと思われるためどちらでもいいと思います。
ちなみに僕はドゥイーノ派です。
もっとコアなドゥウゥィーノ派の方もいるかもしれません。
そんな人おらんやろ
で、Arduinoとは簡単にいうとArduinoとはマイコンボードのことです。
↓こんな感じ

Arduinoを使うと電子部品を制御することができます。
電子工作で使うパーツのひとつですね。
手の込んだもになるとこのマイコンボードを使って面白い電子工作を作ったりすることができます。
それでは以下で見ていきましょう(・ω・)ノ
Arduinoとは?
ArduinoとはイタリアのMassimo Banzi(マッシモ・バンジー)氏らが開発しました。
彼がイタリアの大学院で教鞭をとっているときに、たまたま生徒たちにコンピュータや電子回路について教える機会があったんですね。
でもコンピュータや電子回路について知識がない生徒に電子部品ひとつひとつの基礎から教えていてはとっても手間がかかります。
そこでマッシモ氏は考えて電源の供給や電子部品と接続できるインターフェース、論理回路、プロセッサの搭載など一通り電子回路の制御に最低限必要なものを1個のマイコンボードにパッケージングしたんですよね。
それがArduinoです。
Arduinoのプロジェクト自体は2005年に始まり、もともと上記のように電子回路やコンピュータについて知識のない初心者向けに開発されました。
そして現在でも初心者が電子回路を学んだり電子工作を行ったりする上で簡単に使えることから世界的にヒットし、2013年までに何と70万台以上が販売され世界中にArduinoのユーザーがいると推測されます。
また、Arduinoはその仕様が公開されているためArduinoより安価な互換ボードまで販売されています。
Arduinoでできること
Arduinoでできることをざっくりと下記にまとめました。
・LEDを点滅させる
・スイッチの状態を読み取る
・可変抵抗の変化を読み取る
・明るさを検知する
・モーターを制御する
・サーボモーターを制御する
だいたいこんな感じですね。
これだけじゃなんのこっちゃさっぱりイメージが湧きませんよね。
順番に見ていきましょう。
LEDを点滅させる
これは大丈夫ですね。LEDランプをピカピカ点滅させることができます。
プログラムに応じて点滅だったり点灯だったり、点滅の間隔の秒数を細かく設定することも可能です。
スイッチの状態を読み取る
スイッチには何種類かあるんですが、ここでは簡単に説明します。
ようはスイッチのオン/オフの状態をArduinoが読み取ることができ、スイッチを入れるとLEDを点滅させたりすることができます。
家電製品のスイッチボタンみたいなイメージだと思ってもらえるといいです。
ここまではイメージしやすいと思います。
可変抵抗の変化を読み取る
ちょっと何か訳わからない用語が出てきました。可変抵抗の変化を読み取ると言われてイマイチ分かりづらいです。
簡単に説明すると電子回路には電気が流れていて、その間に「抵抗」という、電気の流れに抵抗する抵抗勢力を置いてLEDの明るさを調整できたりするんですね。
普通は抵抗できる力は一定で不変なんですが、抵抗力を変化させることができる「可変抵抗」という部品があるんです。
イメージしやすいところでいえば昭和のテレビのチャンネルとか、ああいうツマミっぽいやつですね。

昭和でいわれても分かりませんね
こんな感じのやつですw

この画像の右上についてるツマミのようなものです。
こちらを右に回したり左に回したりすることによって抵抗力(抵抗値)を変えて、音量ボリュームを上げたり下げたり、ロボットアームを動かしたりできます。
明るさを検知する
こちらはそのまま、今の明るさの状態を検知する機能です。
例えば暗くなるとLEDをつけたり、明るくなるとLEDを消したりすることができます。
アイデア次第でいくらでも応用がきくと思います。
例えば、明るくなったら起こしてくれる目覚まし時計とか。

普通ですね
モーターを制御する
モーターも制御できます。
こちでいうモーターはミニ四駆についてるような360度ぐるぐる回転するモーターですね。
これで例えばプロペラを回転させたりして簡単な扇風機なんかを作ることができます。
サーボモーターを制御する
サーボモーターとは、モーターはモーターですが上記のモーターのように360度ぐるぐる回転するのではなく、ある特定の角度までしか回転せず、その状態を保持することができるモーターです。
このサーボモーターはロボットの腕や足の関節によく使われます。
上記のような機能をうまく組み合わせることによって簡単なIoTデバイスやロボットを作ることができます。
まとめ
今回はArduinoとは何か?Arduinoを使うことで何ができるかを説明しました。
Arduinoを使えばアイデア次第で面白い電子工作が作れると思います。
電子工作に興味がある方はぜひチェックしてみてください。
それでは今回は以上になります。
さいごまでありがとうございました。
アデュー(・ω・)ノ
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