イギリスの有名なセルフリッジズっていう高級百貨店があるんですが、そこがこのたび店内に突如8フィート(約2.5メートル)もある巨大な3Dプリントロボットを設置しました。
その百貨店がこちら。
工場でもないのになぜ百貨店の店内に3Dプリントロボットを設置したんですか?
それには深いワケがあるんです。
海洋プラゴミを再利用して3Dプリントロボットでイスやランプシェードを作ってるんです。

わざわざプラゴミを再利用してるんですか?
なんていうかSDGsって今言われてるじゃないですか。

SDGs。最近なんとなく耳にしますね。
ブログを書いてる僕から見ると
S・・・すごい
D・・・どうでもいい
G・・・ゴミ記事ばかり書きやがって
s・・・それじゃいつまでたってもダメだこりゃ
に見えてしまい、いかりや長介さんから怒られてるような気がしてならないんですが。

あ、自覚はあるんですね。
本当はもっと環境とかサスペンションとかそんな意味らしんですが

SDGsに関してKing of Zatsuな説明ですね。

サスペンションてチャリンコでもこぐんかいな
外務省のちゃんとした偉い人の説明によると
SDGsとは?
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の略で、SDGs(エス・ディー・ジーズ)と発音します。
2015年9月の国連サミットで加盟国全会一致で採択された、持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。
気候変動対策や海の豊かさを守るための地球を次世代につなげていくための17のゴール・169のターゲットから構成されています。

とのことw
近代の工業化の進展や自動車が排出する二酸化炭素などの温室効果ガスが原因でいま地球温暖化が心配されてますよね。
実際、地球温暖化がすすむと南極大陸の氷が溶けて海の水面が上昇してペンギンの住む場所がなくなったり、プラスチックゴミで海洋生物が危機にさらされたりする問題があります。
こういった問題を「SDGs」という持続可能な開発目標をかかげてみんなで地球環境を守りましょうという取り組みです。
イギリスの百貨店セルフリッジズは、1909年からあるイギリスの伝統的な百貨店ですが最近はインターネットのAmazonなどeコマースの台頭で伝統的な小売店は厳しい環境にさらされていますよね。
セルフリッジズはいかにAmazonなどのeコマースの台頭に対抗しいかに自分たちの価値提供を進化させ高めるべきかを真剣に考えたんですね。
そして考えたのが海洋プラスチックゴミを収集して、それを材料として利用し3Dプリントでデザイナーがデザインした個人向けのオブジェクトを製作して販売するというものでした。

斬新なアイデアですね
しかも3Dプリントロボットは店内のショーウインドウから見れる場所に展示されており、人々が通りからロボットがオブジェクトを作ってる風景が見れるんですよね。
通常は工場などに設置されて使われているロボットが直接人々の目に触れる場所に置かれて海洋プラゴミからイスやランプシェードなど作ってたらいやがおうでも目につきますし、環境問題にも関心もちますよね。
しかも、セルフリッジズは「SDGs」に真剣に取り組んでいることを具体的な行動としてお客さんに示せるわけですから。
いくらホームページ上で「我が社はSDGsに取り組んでいます」とぺらっと文章で書かれていてもホンマかいなと思いますよね。
でも実際に費用をかけてロボットを導入して人々の目につく場所で海洋プラゴミを再利用した材料でリサイクルした製品を作っているのを目にすると、説得力ありますよね。
単なるパフォーマンスだと言う人がいるかもしれませんが、やらない人より実際に行動してる人の方が説得力あります。
100の言葉より一つの行動ですよね。

セルフリッジズに設置されたロボットが作る3Dオブジェクトは高級家具や家庭用品を専門とするスペインのNagamiがデザインしているとのこと。

セルフリッジズは私たちは自然を掃除しているんだという自負を持ってるみたいですね。
すばらいいです。
こちらのゴミ集めしてる人が僕です。

一瞬でバレるウソをつかないでください

海に流入する前に回収されたプラスチック廃棄物プラスチックのゴミを収集して、それを「PARLEY OCEAN PLASTIC」という素材にアップサイクルされます。
ちなみに「PARLEY OCEAN PLASTIC」のようなプラスチックのリサイクル素材を使用した製品は今ではペットボトルだけではなくアディダスのスポーツウエアとかでも使用されています。


画像を見るかぎり、かなり大きなオブジェクトも作れるみたいですね。
こちらのロボットが作ってる白いオブジェクトは幸運になれる壺ですね。

絶対違いますね

完成したオブジェクトがこちら。
お店のキヨスクタブレットで注文できるほか、店にいなくてもオンライン上からでも気に入ったオブジェクトがあれば誰でも注文して購入できるみたいです。
在庫を持つことなく、オンデマンドでオブジェクトを提供できる体制になってるみたいです。
いわゆる、後入れ先出し法ですね。

全く関係ないですね

この3Dプリントロボットを開発したABBロボティクスのマーク・セグラは「世界の海のプラスチックゴミを再利用してデザイナーのオブジェクトを印刷することで、循環型経済の中心となるサステナブルな製造プロセスをロボティクスで貢献することができる」と言っています。
簡単にいえばロボティクスはこういった環境問題へのSDGs的な取り組みにも貢献できますよということですね。
今回はイギリスの高級百貨店セルフリッジズになぜ巨大な3Dプリントロボットが設置されたのか、その理由を解説しました。
なんていうかイギリスのこういう環境問題への取り組みを見ると、環境問題に熱心な僕もいろいろと思うところがあり勉強になりました。

ほんまかいな!説得力ZEROですね。
僕もプラゴミ排出を抑制するためこれからは大容量の4Lペットボトルサイズの焼酎ではなく、2.7Lサイズのもっと小さい容器の焼酎に変えようと思います。

たいして変わらんがな!!
今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!(・ω・)ノ
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