僕思うんですけど、日本人ならクロネコヤマトの宅急便を使ったことない人なんていないんじゃないかって思うんですよね。

クロネコヤマトは日本の物流を担っていますからね
僕もだいたい、Amazonとかで荷物注文する時は大抵ブラックキャット派です。

英語にせんでえーねん
こんにちは、エクスです。
あのブラックキャット、もとい、クロネコヤマトが配送のためのドローンをひそかに開発してるってしってました?

クロネトヤマトがドローンですか?普通にトラックで配送してるんじゃないですか?
トラックもがんばってくれててすばらしいです。
日々僕たちが注文したあれやこれやの商品を日々配送していただきありがとうございます。
しかしテクノロジーの進展とともにこれまでの常識だった物流の世界が変わろうとしています。
ちょっと前クロネコヤマトが配送専用の航空機を用意したというニュースもありましたよね。
現在では配送の主戦場は地上戦から徐々に空中戦へと変わろうとしている予兆が見受けられます。
漆黒の猫軍団は未来へのアンテナは上場企業随一敏感でありまして、そこは企業キャッチコピーが
「未来より先に動け」
というだけあって、未来を見据え最先端テクノロジーで全く新しい配送ドローンを開発しているんです。

漆黒の猫軍団が気になって内容が頭に入ってきません
クロネコヤマトに敬意を表した僕独自の表現です。

敬意が表れてないですね
で、クロネコヤマトが実際に開発している配送ドローンがこちら↓


おー!なんかすごそう
名付けて
NEKO-ZYALASY
です。

バカにしてるやろ
冗談です。
決してバカになんてしてないですが、お気づきになられましたか?このドローンの外観。何か変というか一般的なドローンに比べて何か足らないものがありませんか?

・・プロペラがない?
さすがご見識であられますね。
そう。こちらの現在ヤマトが開発中の配送ドローンには一般的なドローンのようなプロペラがついてないんです。
サイクロテック社の「サイクロローター」を用いた理論研究の成果を公開|ヤマトホールディングス株式会社
ではどうやって飛ぶのか?と思いますよね。
実は画像に円筒のような形のものがついてるじゃないですか?

この円筒部分って実は簡単にいうと水車のような形をしておりプロペラが歯車みたいなイメージでついてるんですよね。

なるほど
そしてこの円筒部分がローターみたいに高速回転し揚力を生み出すのです。
実際に浮遊している動画がこちら↓
いかがですか?
この奇妙な形のドローンは「サイクロジャイロ」システムとも呼ばれており、一般的によく見る4つのプロペラがタケコプターのように回転しながら飛ぶドローンとは全く異なる原理で飛ぶことができるのだ。

のだ!!特殊能力の説明の時に使う言い回しですね
このサイクロジャイロシステム自体は100年前ぐらいから研究開発されていたのですが、当時は回転するローター(水車)の中の羽の角度を変える現実的な技術がなくて結局は現在のヘリコプターの推力装置の方が単純で技術的にも組み上げることが簡単だったため、ヘリコプターの方が主流になっていきました。
それに、サイコウロジャイロはローターの重量が重くなりがちで、そのローターを支える駆体も当然耐えさせるのに重くなり、重量が重いってことがこれまでデメリットとして言われてきてたみたいです。
アイデアは画期的だったのですが、なにぶんそれを実現させるだけのテクノロジーが追いつてなかったばかりにこのサイクロジャイロシステムは普及しませんでした。
それがCycloTechという企業で、今回ヤマト運輸と協力してサイクロジャイロシステムによる世界初の配送ドローンを共同開発していることが分かりました。

ようやく時代が追いついたということですね

これまでのドローンや飛行体とは推力システムが全く違うため、新たな飛行テクノロジーとして注目されています。
特徴としては、通常のドローンやヘリコプター、飛行機のような1方向への推力全開!!な感じではなくてジャイロシステムを使った推力だと瞬時に360°推力を変化できるんです。

つまり、、、どういうことですか?
普通のドローンやヘリコプターは移動してる時は移動してる方向へやや機体をやや傾けながら進んでいるんですが、それを急に右に方向を変えようとしても、前方への慣性が働いている力で急に進行方向を右へは変えられないんですね。
慣性が働きながら、なおかつ右へのコントロールの加減でじょじょに方向を変えられるというイメージです。
なので普通のドローンやヘリコプターはキビキビと進行方向を変えられないんですよね。
飛行機で方向を変更しようと思ってももっと大変です。
ですが、このジャイロシステムの翼をもつドローンだと360°方向どこへでも機敏に動けて、なおかつ傾斜地でもプロペラの接触を気にせず近づけるんですね。
普通のドローンのように地平に対して平行に回転するプロペラがないから。
これらの特徴から極限状態での災害救助時などでの活躍が期待されています。

つまり、これまでになかった次世代の推力システムを持った航空機ということですか?
その通りです。
開発自体は100年前から取り組まれていたのですが、当時の技術力の限界から実現にはいたっていなかったんですが、現在テクノロジーが追いついてきてようやく当時の画期的な構想を実現できるステージに到達したようです。

100年越しの夢の実現ですね
ちなみに40kmの範囲で45kgの荷物を運ぶことができるそうです。
てな感じで今回は、航空推進テクノロジーの革命ともいえるCycloTech×ヤマトの新たな次世代ドローンについてのお話でした。

100年前に構想されてた技術が現代になってようなく日の目を浴びる時が来たと思うと、目頭が熱くありますね。
そうですね。僕もキャッツアイをこれからも応援する意味でAmazon注文などで使っていきたいとおもます。

完全に意味が違ってきてますね
そしていつか僕の家にもこんなかっこいい近未来ドローンで注文した酒を配送してくれる日がくることを楽しみにしています。

こんな目立つ近未来ドローンでわざわざ酒買うのはずかいしいですね
では、この辺で!!
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