
ロボット掃除機の導入を考えているけどロボット掃除機のデメリットを知りたい
デメリットを克服できる解決方法があれば合わせて知りたいな
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ロボット掃除機のデメリット9選と解決方法
- ロボット掃除機のデメリット解決方法
ロボット掃除機は令和の新三種の神器に選ばれるほど家電の中でもここ近年出世をとげた印象があります。
ロボット掃除機は時間の節約や手間がかからないといったメリットばかりに目がいきがちですが、もちろんデメリットもあります。
ロボット掃除機の導入を考えている方はメリットのほかにデメリットも理解した上で導入することをおすすめします。
本記事を読めばロボット掃除機のデメリットを理解したうえで、導入する上での事前の心構えが準備できます。
また、デメリットはあれどそれを解決したロボット掃除機のモデルもありますのでぜひ導入する上での参考にしてみてください。
それでは見ていきましょう。
ロボット掃除機のデメリット9つ
ロボット掃除機のデメリットは以下のとおりです。
- 床に物を置けない
- 階段や高低差のある場所では使えない
- 家具の配置に制約
- ケーブルにひっかかる問題
- ペットとの相性
- 大型ゴミは無理
- 清掃時間が長い
- 細かい場所の清掃が難しい
- 毛髪のペットの毛の絡まり
ロボット掃除機にはデメリットはありますが、解決方法もありますので合わせて解説します。
順番に見ていきましょう。
1. 床に物を置けない
ロボット掃除機を使用する部屋では、基本的に床に物を置かないようにすることが基本です。
もちゃや衣類、雑貨などが床に散らばっていると、ロボット掃除機が引っかかって動かなくなってしまい掃除が中断されてしまい、掃除の効率も悪くなります。
これは、部屋全体をきれいにしておく良い習慣にもなります。
2. 階段や高低差のある場所では使えない
ロボット掃除機は階段や段差のある場所の清掃には向いていません。
複数階のある家や段差が多い部屋には不向きです。
3. 家具の配置に制約
ロボット掃除機が効果的に動くためには、家具の配置にも気を配る必要があります。
家具の下に十分なスペースがないと、ロボット掃除機が入り込めず、掃除が不十分になることがあります。
家具の脚の高さや配置が適切でないと、ロボット掃除機が詰まりやすくなります。
家具の配置で掃除の効率が低下し、頻繁に手動での介入が必要となることがあります。
4. ケーブルにひっかかる問題
床に散らばっている色々なケーブルにロボット掃除機が引っかかると、動きが止まってしまい掃除が中断してしまいます。
ケーブルが引っかかると、掃除機が動けなくなるため手で助ける必要が出てきます。
5. ペットとの相性
ペットがロボット掃除機を怖がったり、興味を持って邪魔をすることがあります。
特に、ロボット掃除機の動作音がペットにとってストレスとなることがあり、ペットの健康に悪影響を及ぼす可能性がないとも言い切れません。
6. 大型ゴミは無理
ロボット掃除機は床に落ちている小さなゴミには対応できますが、大型のゴミや重いゴミには対応できません。
例えば紙くずやプラスチック片、大きな食べ物のカスなどが残ってしまうことがあります。
7. 清掃時間の長さ
ロボット掃除機は従来の掃除機に比べて清掃時間が長くかかることがあります。
特に広い部屋や複数の部屋を掃除する場合、一度の掃除に数時間かかる場合もあります。
また、長時間の使用によって途中でバッテリーが切れてしまうこともあり、その場合は途中で掃除が中断されます。
8. 細かい場所の清掃が難しい
ロボット掃除機は隙間や狭い場所、家具の隅などの清掃が難しいことがあります。
ロボット掃除機は丸い形状をしていることが多く、部屋の隅や角に完全に入り込むことが難しいです。
そのため部屋の四隅や角にホコリやゴミが残ってしまうことがあります。
9. 毛髪やペットの毛の絡まり
ロボット掃除機には通常、ロボットの下部に回転ブラシが搭載されています。
このブラシが毛髪やペットの毛を巻き込みやすく、絡まることが頻繁に発生します。
長い髪の毛やペットの毛がブラシに絡まると、ブラシが正常に回転しなくなり、ゴミを効果的に吸い込めなくなります。
また、ブラシの軸に毛が巻きつくことでモーターに負担がかかり、故障の原因になることもあります。
一度絡まった毛髪やペット毛を取り除くメンテナンスも面倒な作業です。
ロボット掃除機のデメリット解決方法
床に物を置けない
解決方法
掃除機を使う前に、床に置いてある物を片付けましょう。
部屋全体をきれいにしておく良い習慣にもなります。
部屋が散らかりすぎている場合は最初はお掃除代行サービスにお願いしてお部屋の中をきれいにしてもらい、その後にロボット掃除機を導入することをおすすめします。
▶散らかりすぎてるお部屋の掃除は掃除代行サービスがおすすめな理由5選
また、完全に床に物を置かないことが難しい場合もありますので、AIセンサーで障害物を上手に回避してくれるモデルがおすすめです。
段や高低差のある場所では使えない
解決方法
階段や段差のお掃除用にスティック掃除機を併用するのがおすすめです。
また、階段など高低差のある場所からの落下リスクへの対策として階段のエッジを検知して落下を防ぐ落下防止センサーが搭載されているモデルがおすすめです。
家具の配置に制約
解決方法
家具の配置を見直して、掃除機が通れるように工夫しましょう。
家具の下に掃除機が入りやすい高さを確保することも大切です。
高さ調整可能なキャスターを家具の足に取り付けることでロボット掃除機が家具の下に入り込めない問題を解決できます。

また、低い隙間にも対応できる薄型デザインのモデルを選ぶことも有効です。
ケーブルにひっかかる問題
解決方法
解決策としては、ケーブルを整理し床用モールなどを使ってロボット掃除機が行き来できる環境を整えてあげましょう。
また、最新のロボット掃除機には、ケーブルを検知して避けてくれる機能が搭載されているモデルもあります。
ペットとの相性
解決方法
ペットとロボット掃除機を徐々に慣れさせるために、最初は短時間だけ動かしてみると良いでしょう。
ペットがロボット掃除機に慣れるまでは、別の部屋で使用することも有効です。
また、ペットがいない時間帯に掃除機を動作させることで、ペットのストレスを軽減することができます。
静音性の高いモデルを選ぶことで、ペットへのストレス負担を減らしてあげることも有効です。
大型ゴミは無理
解決方法
ロボット掃除機をかける前に床の上で目立つ大きなゴミは手で取り除いておきましょう。
また大きなゴミ専用としてスティック型やハンディ型の掃除機を併用し、ロボット掃除機をかける前に1~2分だけでも大まかな「荒掃除」をしておくこともることもおすすめです。
ロボット掃除機は万能ではないため、ロボット掃除機の苦手な部分については人間側で補助してあげることが大切です。
清掃時間が長い
清掃時間が長いとバッテリーの充電切れによる掃除の途中中断のリスクがあります。
その解決方法は以下になります。
解決方法
- 自動充電および自動再開機能付きのモデルを選ぶ
- マッピング機能付きのモデルを選ぶ
ひとつづつ説明します。
自動充電および自動再開機能付きのモデルを選ぶ
自動充電および自動再開機能を搭載したロボット掃除機は、バッテリーが少なくなると自動で充電ステーションに戻り、充電が完了すると再び掃除を再開します。
この機能により、掃除が途中で中断されることがなく、広い範囲を継続的に掃除することが可能です。
途中でバッテリーが切れて掃除の途中でロボット掃除機が力尽きていたという心配もありません。
マッピング機能付きのモデルを選ぶ
マッピング機能を搭載したロボット掃除機は、部屋のレイアウトや家具の配置をスキャンして、最適な清掃ルートを自動的に計画します。
これにより、無駄な動きを排除し、最短ルートで動くので掃除時間を大幅に短縮することができます。
細かい場所の清掃が難しい
解決方法
ロボット掃除機が隙間や狭い場所、家具の隅などの清掃が難しいという問題を解決する方法として
ハンディタイプの掃除機を併用をおすすめします。
また、D型モデルを選ぶこともおすすめです。
円形のロボット掃除機では届きにくい部屋の隅に対しても、D型ロボット掃除機は部屋の隅や壁際の掃除に強く効率的に清掃を行うことができます。
毛髪のペットの毛の絡まり
解決方法
解決策として回転ブラシがついていないブラシレスタイプのモデルを選ぶことをらおすすめします。
ブラシレスタイプはブラシそのものがないため毛髪やペットの毛が絡まることがなく、メンテナンスの手間を大幅に減らせます。
例えば、ILIFE アイライフ V3s Proはブラシレスモデルとなっているためおすすめです。
まとめ:ロボット掃除機のデメリット9選【解決方法あり】
本記事ではロボット掃除機のデメリット9つと、その解決方法を解説しました。
ロボット掃除機のデメリット選
- 床に物を置けない
- 階段や高低差のある場所では使えない
- 家具の配置に制約
- ケーブルにひっかかる問題
- ペットとの相性
- 大型ゴミは無理
- 清掃時間が長い
- 細かい場所の清掃が難しい
- 毛髪のペットの毛の絡まり
これらのデメリットを理解した上で本記事で紹介した解決方法を試してみることで、ロボット掃除機のメリットを効果的に受けることが可能になります。
ロボット掃除機の導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
今回は以上です。